Creative Blog

日本の義務教育にデザインの必修科目はありません。
デザインの基礎を学ぶだけでも、情報の受け手から発信者側になることができます。

color 効果的な色の組み合わせ方

2015年6月16日 - Design -

色は連続した情報で、選ぶだけで他と差別化できます。

1. 配色の基本

暗闇では色が見えません。光が照射された物体は、光の中の特定の色を吸収し、特定の色を反射します。反射された特定の光の色を私たちは色として認識しています。

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目に見える世界において、色は単独で感じることはないようです。複数の色との組み合わせや、背景色の影響を受けて感じています。

2. 配色の構成要素

伝えたいイメージを表す色は何か。色には独自のイメージがあって、それぞれが何らかのメッセージを見る人に伝えます。1色ではイメージが十分に伝わらないので、配色を覚えると効果的にメッセージを伝えられます。

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支配色 ドミナントカラー

配色構成要素の中で使用頻度が高かったり、大きな面積を占める色。全体のイメージに影響を与えるのはこの色です。

強調色 アクセントカラー

配色構成要素の中で、全体を引き締め、最も小さい面積ながら目立つポイントの色。視点を集中させる効果があります。

従属色 サブオーディネートカラー

支配色に次いで面積が大きい色で、イメージを決定づけたり、補佐したりします。

3. 色相から考える配色

色相を円状に並べたものを色相環といいます。

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色相類似の配色

基調となる色から同一色相や類似色相から選ぶ。配色用語では、「トーン・オン・トーン配色」といい、色みで統一を図りトーンで変化をつけるバランスのいい配色です。

色相対照の配色

基調の色と合わせる色の色相差を大きくとると、対立的なイメージの組み合わせになります。

2色調和(ダイアド)は補色関係にある対立的な色どうしで、それぞれを引き立て合いバランスがとれます。

3色調和(トライアド)は色相環を3等分して、正三角形になる位置の配色。色相変化のバランスがよいです。

4色調和(テトラード)は色相環を4等分して、正方形になる位置の、補色2組のバランスがいい配色です。

アートディレクター、グラフィックデザイナー、webクリエイター、京都精華大学非常勤講師。 桑沢デザイン研究所卒業後、スペースシャワーTV、CISCO RECORDS、CDレーベルを経て、ドキュメンタリー映画『さんピンCAMP』を監督。 後に友人とデザイン事務所を設立。代表作にスチャダラパー、ドリームズカムトゥルーなど。同社を退社後、web制作会社、ECショップ・ディレクターを経験し、webクリエイターとして独立。 デザイナー歴15年、webクリエイター歴6年。消費者心理の分析による「今売れるデザイン」と、「長期的なブランディング」の両立を心がけ、モバイル・ファーストなサイト制作を得意とする。大学でweb制作及びエディトリアル・デザインの講師としても活動中。